2016.02.25
先日行われたSGH研究発表会では、研究授業が行われた後、各授業の合評会が行われました。加藤教諭が行った高1日本史の合評会では授業を参観された先生方と広島大学大学院の草原和博教授を指導助言者としてお迎えし、行われました。
最初に加藤先生が授業のねらい等を説明しました。加藤先生はこの授業で中世社会の基本構造を理解し、古代と大きく変化したことを学び深めて欲しいと授業を行ったそうです。
その後、質疑応答へと移りました。質疑応答では「グループ同士の活動は盛んであったが、全体での共有はどのようにしているのか」とか「活動を取り入れたことにより、生徒にどのような変化が生じたか」など多くの先生方から沢山の質問がでてきました。これに対して加藤先生は「必要に応じて、全体で共有できるよう心がけている」「このような活動を通じて生徒はまとめる力やグラフなどを読み取り、活用する力などがついた」と答えられていました。また、今後の課題として抽象的なこと、概念的なことをどのように語っていくことが今後の課題の1つとし、さらに授業の改善に取り組んでいくと説明しました。
最後に草原先生から、教室と現代社会を結びつけるような授業をめざすと、学びが本物になる、とご助言頂きました。
