2016.02.26
先日行われたSGH研究発表会の最後のプログラムが,ゲーンスホールで行われた本校生徒による成果発表会でした。最初に高校1年生の代表が,「平和を構築するために」というテーマのもと,それぞれの問題意識に基づいてリサーチした成果を発表しました。続いて高校2年生により,先月東京で開催されたSGH5校合同カンボジア研修成果報告会に参加した生徒による成果報告と,沖縄尚学高校との交流会,および東京研修を通じて学んだことの報告の2つの発表がありました。どの発表も独自の観点からの深い考察と,それに基づく大胆な提言が含まれており,とても興味深い内容でした。
そして最後の高校3年生の発表では,1月末にウィーンで開催されたCTBTシンポジウムに招待され一連の会議を傍聴し,さらには大勢の参加者を前に発表した生徒が,そこでの活動について報告しました。
CTBTシンポジウムについては次のブログ記事をご参照ください
最後に本校の運営指導委員である広島市立大学平和研究所副所長の水本和美先生と,水王舎の代表取締役社長で現代文のカリスマ講師である出口汪先生のお二人より,本校生徒の発表内容に対してご講評をいただきました。
水本先生からは生徒発表の足りない部分を的確に指摘していただき,本校生徒にとって大変貴重な学びの機会となりました。
また、出口先生からは「本日この会に参加できて良かった」という最大級の賛辞をいただきました。
①グループの考えを論理的にまとめ、短い時間で端的に発表する力
②「平和構築」をテーマに、クリティカルに世の中の事象を捉える力
この2つの力を持った高校生に出会えたことを嬉しく思うとおっしゃっていました。また,「一つ一つの言葉のもつ力や可能性を意識して,普段から学校生活を送ってほしい」という、「現代文のカリスマ」ならではのアドバイスもいただきました。
今回の発表会におきましては多くの先生方にご参加いただき,盛大に会が開催できましたこと,この場をお借りして御礼申し上げます。