2016.08.02
8月1日、フォーラム初日の午後は、8人ずつの小グループに分かれて、同じジャンル(防災、環境、観光・文化、国際問題、IT・コミュニケーシン)ごとに分かれて、それぞれの観点から問題提起をします。
本校からの参加者・今村さんは「国際問題」グループですが、このグループでは食糧問題、飢餓、温暖化など、環境問題系のトピックが多いのですが、国際問題に分類されています。今村さんはこれまでの学習を活かし、「核兵器のない世界に向かって」というトピックを選びました。
オバマ大統領の広島訪問をイントロダクションに持ってきて、原爆にまつわるミニクイズを実施したあと、被爆の実相、世界の核兵器の数、なぜ核兵器がなくならないか、だけど廃絶に向かって何をなすべきか、などを15分にまとめたプレゼンテーションです。本校の被爆被災史の英訳版Summer Cloudから、家族を失った当時の女学院生の手記も一部朗読しました。オーディエンスは静まり返って聞き入り、イギリス人の英語教師は、「情報も多く、かつ感情に訴えるもので、すばらしいプレゼンテーションだ」とほめて頂きました。英語でのQ&Aにもなんとか答えることができました。
休憩中・・・。シンガポールとブルネイの高校生がポケモンGOに興じています。彼らのプレゼンテーションは大学レベルの難しい内容でしたが、休憩時間ともなると、フツーの高校生です。どのモンスターをゲットした?などと盛り上がっていました。
夕食は こんな感じです。
夜は翌日の全体会の打ち合わせです。チェアパーソン(和歌山県の高校生)がグループをまとめ、リードします。8人のプレゼンの概要を説明し、そのなかから2つの問題を提起し、それに対して各々が考えを発表してシェアします。短いパネルディスカッションのような感じです。iPad, iPhone、パソコンを駆使して、情報を共有し、原稿をまとめていく作業が2時間続きました。この日の解散も午後10時でした。