2016.11.01
「例年2年生でチームを組む駅伝大会に、今年は、速い1年生をメンバーにいれるべきか?」。
10月27日(木)のPSは、先々週の続きです。各グループに相手が納得する賛成or反対の意見を考え、クラスで両意見を共有しました。
議論は大いに盛り上がりました。賛成側は「例年一年生でチームを組んでいるだけで、一年生が出てはいけないというルールはなく、その一年生はチームに貢献できるほどの成績を持っている。だから入れるべきだ」。とか、「選ばれなかった2年生はこんな経験をしたからもっと練習しようと思うはずだ。出場したければ練習を人の何倍も頑張るべきだ」などの意見がでました。
反対意見としては、「今までやってきたことを簡単に変えてはいけないのではないか。二年生になったらその大会に出場できるかもしれないという憧れがある思う。」や、「同じ学年同士のほうが団結しやすく、話し合いがしやすい」という意見が出ました。
このPSの目的は、賛成か反対かどちらかを決めることではありません。相手を言い負かすのではなく、誰しもが納得するためにはどのようなコミュニケーションをとればよいか気づくことが目的です。
このPSの最後に、今度どんなことを大切にしてコミュニケーションをとっていきますか?という投げかけをしました。特にクラブや行事などでは、折り合いをつけながらゴールに向かっていく必要があります。中2の皆さんが「配慮のできる大人」になっていくことを期待しています。