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広島女学院中学高等学校

更新情報

2017.06.12

中1PS①②―原爆の被害の特徴とは?そのとき女学院生は?

中1のPSではヒロシマ、そして女学院の被爆について学び、探求していきます。

先週のPS①では、原子爆弾と他の兵器は何が違うのか、どのくらいの被害があったのかを扱いました。小学校の時までの学習で知っていることもたくさんありましたが、初めて知るようなこともあったようです。客観的な事実から、原爆について語ることができるようになった1時間でした。

 

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 そして今日のPS②では、被爆当時の女学院生の様子を、被爆した先輩たちの手記『夏雲』を通して学びました。

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  被爆の様子を具体的に知るとともに、「心も身体も傷つけられたこと」、「一瞬にして大切な人がなくなること」、「日常が奪われたこと」、「支えてくれた人々が消えていく様子を、見ることしができない苦しさ」などが、原爆による「悲惨さ」なのではないかと考え出しました。ここまで深く考えられたことに、びっくりしました。問題意識の高さがうかがえました。

 次回は、女学院の被爆を示す校内の場所をめぐります。被爆体験を継承することの「根幹」に触れた生徒たちは、何を感じるのでしょうか。楽しみです。