2017.06.23
今日、6月23日は「沖縄慰霊の日」です。
その日に、高校2年生は、首都大学東京より渡邉英徳先生のアーカイブ制作についての講演をお聞きし、オキナワはもちろん、ヒロシマをどう継承していくかについて学びました。
まず、本校の署名実行委員会が制作に携わっている ヒロシマアーカイブの紹介です。
*「赤い球」は、原子爆弾がさく裂した位置を示しています。
アーカイブの意義や記憶をつなぐ意味についてのレクチャーの後、オキナワアーカイブの話へ。
オキナワアーカイブの特徴は、証言者の歩いた道のりが一目で分かることです。
今年度、高2の修学旅行の平和学習は、体験型へとシフトし、南へと逃げていった方々の足跡をたどるプログラムも用意しています。
このアーカイブを活用し、どんどん主体的に学習を進めてほしいと思っています。
講演会後、渡邉先生と研究室の大学院生・学部生を囲んで、デジタル技術を活かす方法について様々な角度から話をしました。
アーカイブを超えて、最先端の情報技術の話になったグループもあれば、目の前の受験の相談をしているチームもありました。
渡邉先生もその輪に加わって、生徒の質問に丁寧に答えてくださいました。
明日は、午後、平和公園でアーカイブ実習を行います。これまた楽しみです!
渡邉先生、研究室の学生のみなさん、ありがとうございました。