2017.07.01
広島女学院では1982年から「碑めぐり」をやっています。県外や海外から広島を訪れる修学旅行生や教育視察の方々に対し、平和公園内の慰霊碑を案内してまわる活動です。単なる説明ではなく、その碑から何を感じ、学ぶのかを同年代の高校生と共有します。
今日は、高校時代にずっと碑めぐりに取り組んだ卒業生5人が、本校の教員対象に碑めぐり案内をしてくれました。この企画は、碑めぐりの意義を再確認することと、案内を受ける立場を通して、これからの指導に役立てることが目的です。
今日の広島はこの夏初めての真夏日、32度! しかも、一昨日の大雨の影響か、かなり蒸し暑い午後でした。本番の碑めぐりは多くの場合、猛暑日で35度超えですので、今日はまだいいほうだったのかもしれませんが・・・。十分に水分補給をしながら、12基の碑を1時間半かけてめぐりました。
卒業しても高校での学びを実践し、更に自分のことばで碑の意味やそこに寄せる思いを語る卒業生たち。次回は在校生対象に碑めぐりのデモンストレーションをし、伝統をつないでいく意味をその姿で語ってくれることでしょう。