2017.10.04
午前中、糸数豪(アブチラガマ)と平和祈念公園と資料館を見学した、沖縄尚学高校 交流会グループは、地域研究部による「白梅学徒隊」の足跡をたどるツアーに出発しました。
最初に訪れた足跡は、軽便鉄道国場駅跡です。白梅学徒隊は、ここが集合場所でした。
現在は、この赤煉瓦の橋脚のみが残っています。
移動中の車内では、沖縄尚学の生徒さんが沖縄戦について詳しく説明をしてくれました。
つづいて、山第一野戦病院 新城分院跡(ヌヌマチガマ)です。
山第一野戦病院の本部壕と手術壕。
白梅学徒隊が砲弾の中をかいくぐって走った坂を、全員で駆け上がりました。
登りきったところにある手術場壕前で、説明を受けます。想像を絶する環境下で、白梅学徒隊が献身的に働いていた事実に向き合っています。
最後は、10名の学徒が亡くなり、「白梅の塔」が建てられている真栄里の壕です。
「白梅の塔」です。その下に、初代の「白梅の塔」があります。「散りてなほ 香りは高し 白梅の花」という、金城宏吉先生の歌が刻まれています。
ツアー終了後、沖縄尚学高校で意見交換をしています!