2018.08.01
『アフリカ・サヘル地域の青少年に対する教師教育を通じた平和構築と過激化抑制及び支援』事業の一環で、アフリカの研修員の方々が本校を訪問してくださいました。
この事業は、ユネスコ・アフリカ能力開発国際研究所（IICBA）からの依頼により広島大学の教育開発国際協力研究センターが協力されているもので、アフリカ・サヘル地域12 か国からアフリカ連合高官、教育行政官など28 名が参加されています。ヒロシマの経験した原爆とそこからの復興を学ぶことによって、平和教育を母国でどのように行っていくか、また悪環境の中でも地域の復興に貢献できる人材をどのように養成していくかをテーマに、研修を進めておられます。
本校生徒との交流会では、英語による学校紹介のプレゼンテーションの後、グループでのディスカッションを行いました。生徒たちは、英語を使った交流会はこれまでにも経験していましたがフランス語による交流会は初めてで、フランス語⇔英語の通訳さんのお力を借りながら、懸命に思いを伝えようとしていました。
また、参加者の出身国は12か国に渡っており、それぞれの国によって異なる文化や学校の様子に、熱心に耳を傾けていました。
交流会の後、参加者の皆さんは校内にある慰霊碑にも足を運んでくださいました。
貴重な交流の機会をいただき、ありがとうございました。