2015.11.03
首都大学東京で渡邉英徳准教授が制作し、本校は被爆者の証言収録で2011年以来、署名実行委員会が協力をしています。昨年度からは年に2回、渡邉研究室にワークショップを開催して下さり、研究室所属の大学院生の皆さんと高校生がコラボして、ヒロシマ・アーカイブのさらなる可能性を探っています。
昨年は収録した証言をインターネット上に掲載する「マッピング作業」の技術を学び、生徒が自分で証言をマッピングできるようになりました。この6月のワークショップでは視覚障がい者の方々が使えるアーカイブとなるよう、実習を行ないました。そして今回は教育現場においてアーカイブをどのように活用するかについて具体的に考えます。
ということで、文化祭の代休である11月2日と祝日の3日を利用して、いざ、東京都日野市にある首都大学東京へ!
<11月2日>
ワークショップの前に、首都大日野キャンパスの「おさんぽ」です。最先端の技術がたくさんあり、なかでも洗濯機のような3Dプリンタとコーヒーメーカーのようなハンディタイプの3Dプリンタには目が釘づけ。
ハンディタイプの3Dプリンタでは原爆ドームのミニチュア版を作ってくれています。出来上がり作品がこちら。手のひらサイズですが、40分かけて作ってくれました。このプリンタのうしろにグルグル巻きにしてあるものでできています。
また、パソコンでデザインしたものを読み込ませ、デザイン通りにレーザーカッターでアクリル板をカットする実演もして頂きました。
デザインをした渡邉研究室所属の院生のしおりさんと。