2017.03.16
※この記事と写真は高1生によるものです。
巨大地下街で1時間半過ごした後,お昼からは、午前中に視察する予定だったノートルダム大聖堂に行きました。ガイドさんの英語の説明を聞き、その後それぞれで聖堂の中を見て回りました。聖堂を造るのに約3億ドルかかっているそうです。
聖堂の中にはパイプオルガンがあり、3億ドルの内の約500万ドルはパイプオルガンを造るために使われたそうです。全部ケベック州で造られたそうで7000本以上のパイプが使われており、一番小さいものは1センチしか無く一番大きいものは10メートルもあるそうです。ステンドグラスもたくさんあり、全て見て回るとイエス・キリストの誕生から死までを描いています。
その後、Fashion Museumに行きました。様々な色の服があるのかと思っていたら、青色の服しかなく驚きました。ただ「青色」だけではなく、ロイヤルブルー,スカイブルーなど様々な種類の「青色」があり、青の幅が広かったです。
なぜ青色の服しか展示してないのか、理由が三つありました。一つ目が北欧を象徴する色だからです。北欧の人に「好きな色はなんですか?」と聞くと,ほとんどの人が「青」と答えるそうです。二つ目がジーンズの色だからです。もう一つがケベック州の旗が青色だからです。ひとくちに「青色の服」といっても,様々な青色があること,また展示数は少なかったのですが,「青色」にまつわる歴史や世相を学ぶことができました。
また,日本の藍染めの仕組みも説明してもらい,カナダの衣服にも大きな影響を与えていることも初めて知りました。