2018.03.29
カンボジア研修5日目です。
はじめにトゥールスレン博物館へ向かいました。ポルポト政権時代の生々しい拷問のあとや施設を見学しながら生存者の1人であるチュン・メイさんのお話を伺いました。7名の生存者のうち5名はすでに亡くなってしまったとのことで、私たちが直接お話を伺える最後の世代なのだと実感しました。
昼食を済ませた後、ひろしまハウスを訪れました。学校で集めた支援物資を渡し、あやとりや折り紙を折って遊びました。最後には写真を撮ったりハイタッチをして、別れを惜しみました。
ホテルに戻り、シャワーを浴びたら空港に向かいます。一週間弱滞在したカンボジアともこれでお別れです。今回の研修で学んだことを、これからに生かしていけますように。 (文章:高校写真部1年 F.Y)
広島も負の歴史をもっていますが、同じ民族の中で起こったという点で広島とカンボジアの出来事は大きく異なります。人はここまで残虐になれるのか、と言葉を失いました。 生徒の若い感性はどんなことを感じ取ったのでしょう。きっとこの経験は心の中に深く印象づけられたことと思います。
現地研修は無事終了しました。現地では多くの方にお世話になりました。 私たちに出会って頂いたすべての方々、特にJHC現地コーディネーターの山口さんと現地ガイドのマハホンさん、本当にありがとうございました。 大変有意義な現地研修となりました。 帰国後は、しっかり事後学習を行い、今回の学びを深めていきます。