2017.03.29
午後からはRegina Coeli Elementary School(カトリック系)を訪問しました。小学1~5年生が一同に会して,笑顔で手を振り迎えてくれました。昨年も訪問していたため上級生は女学院生のことを知っており,ある男子が”It’s like my drema has come true!”(夢みたいだ)と,到着を待ちわびていてくれたのが印象的でした。軽く汗をかきながらカエルや手裏剣などの折り方を教えながら楽しい時間をともにしました。
UMUに戻り,Dr. ColemanによるPeaceの授業を受けました。簡単な自己紹介と将来像の発表からスタートしましたが,内容は一気に深くなり,conflict(紛争)の定義について問われ,生徒たちは辞書を使うことも許されず,自分の語彙だけで説明しようと必死に考えました。難しい内容であったり,考えた通り伝えられないとしても,意見を伝えようと発言し続ける姿勢が問われるのであり,沈黙が最も嫌われるものであるというアメリカでの考え方にふれました。
続いてDr. OyabuによるAmerican Cultureの授業では,日米の文化を比較しながら考えました。Japanese ClubのUMU生も加わって,人種の多様性,自立,さらには国旗に対する考え方などについて大いに議論が盛り上がりました。多少の知識はすでにありましたが,アメリカ国内における単一人種あるいは純粋なネイティブアメリカンの割合などあらためて問われると答え難い内容までふれながら展開されました。自立に関して,日本で自動車運転免許証を取得できるのは18歳以上ですが,あるUMU生の場合,親から「16歳になったんだし,もう送り迎えをしたくないから,免許を取って自分で運転して」と言われたそうです。
その後本日最後の活動として,校内を探検して回るScavenger Huntを行いました。長い1日を終え,5時頃ホストファミリーによるピックアップです。
夕方から,生徒2名がお世話になっているホスト宅に引率者もおじゃまし,夕食をごちそうになりました。ホストマザーのJudyさんはマレーシアにルーツがあり,料理も当然マレー料理です。UMUへの留学生や前述の倉光さんも合流し,ホームパーティのような雰囲気で楽しいひとときをもてました。生徒たちはしっかりJudyさんの右腕となり,準備や片づけを手伝っていました,感心です!衝撃的だったので,デザートとして登場したジャックフルーツの画像を載せておきます。見た目はドリアン,香りはバナナ,味はマンゴーです。。