2017.07.29
沖縄研修も最終日を迎えました。
対馬丸記念館での学びの前に、沖縄戦デジタルアーカイブ+沖縄アーカイブARアプリの活用について検証しました。
位置情報とアーカイブ上の情報を確認しながら、対馬丸記念館周辺を散策中です。
このグループは「爆撃を受けた日本海軍士官学校」の跡を目指しました。
終戦後の様子です。(沖縄アーカイブより) 今はビルが立ち並び、当時の面影は全くありません。もう一方のグループは「波之上宮の鳥居」にたどり着いたようです。
その後、対馬丸記念館へ。
学芸員の方から説明を受け、証言ビデオを鑑賞しました。亡くなった方の中には、広島出身の砲兵の方の写真もありました。
8/11より、記念館の特設展として「ヒロシマ・ナガサキ原爆パネル展」が開催されるそうです。
その後、対馬丸で亡くなった方の慰霊碑「小桜の塔」へ。
小桜の塔のすぐそばは「波の上ビーチ」です。ここで少し休憩。引率の國岡先生も一休みです。
研修の最後は、男子学徒隊についても学び、違った角度から沖縄戦を見つめるために、沖縄県立第一中学校(現 首里高校)の学徒隊「鉄血勤皇隊」の慰霊碑「一中健児の塔」と資料展示室に行きました。
男子学徒隊は、前線に送り出され、多くの命が失われています。遺書や辞世の歌を見ると、瞼の奥が熱くなります…。
研修の全行程を終え、首里駅より「ゆいレール」にて那覇空港へ向かいました。
途中、遠方に首里城が見えます。ここは10月に取っておきます。
3日間の研修、本当に内容の濃いものになりました。多方面でサポートしてくださった皆さまに改めて感謝申し上げます。
事前研修に参加したメンバーは、10月の研修本番をより充実したものにするというミッションがあります。
夏休みはその準備です!