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広島女学院中学高等学校

更新情報

2017.03.31

韓国研修⑥ 高校生の三日目 午後

引き続き、三日目の午後の様子を高校生がお伝えします。

交流会ではそれぞれのグループに別れて話し合いをしました。

最初は、日韓の学校生活について違う点について話し合いました。
私は、午前中に受けた授業について、1つ目は授業中水を飲んでいいこと、2つ目は眠くなったら後ろにある立って授業を授ける所に行って授業を受けていたことなどを挙げました。
ちなみに立って授業を授ける所はこんな感じです!IMG_0303

次に、日韓の共通点について話しました。私は、1つ目は日本語と韓国語の発音が似ていること。2つ目は授業時間が50分で休憩時間が10分だということ。などを挙げました。私のグループの日韓両国の生徒も、それぞれが印象に残っている違いなどを挙げていました。

両国の間には、色々な違いもあれば共通点もあります。言ってみれば当然の事ではありますが、違いに目を向けることは大事だと思いました。こうした違いに目を向けることで、自分たちにとっての当たり前が、実は当たり前ではないことが分かります。異文化理解は、こうしたステップを経て達成できることを改めて実感することが出来ました。

そこから、日韓の問題点について話しました。私たちのグループでは慰安婦問題、竹島(独島)問題、靖国神社参拝について話しました。問題については両国の生徒間で特に違いはないのですが、それぞれの問題のとらえ方が全然違いました。一番驚いたのは靖国神社参拝についての意見のすれ違いです。一つ一つの問題のどこがポイントかという点で、両国間の生徒には大きな違いがあり、新たな発見がたくさんありました。

そして次に、どうすれば日韓関係を改善できるかについて話しました。ただし最初は、将来どのようにこの課題に関わっていくかについて話し合いを行いました。韓国の生徒の中には、将来大統領になって問題解決に貢献したいという意見もあり、その夢の大きさに驚かされました。私も何らかの形で、両国間の関係改善に貢献したいと思っていましたが、今回の話し合いを通じて具体的にどういった形で関われるのかについて考えさせられました。

最後に、これまでの話し合いをふまえて、今の私たちに何ができるのか、何をすべきなのかについて議論しました。私たちのグループは、自分たちのような若者の交流が大事なのだという結論に至りました。研修後には、お互いの国にもっと関心を持つよう働きかけていこうと約束しました。

とても充実した1日が送れました!
明日も頑張ります!