2018.04.05
※この投稿は生徒のよるものです。(一部、加筆修正)
午後はプランテーションビレッジに行きました。バイリンガルの日系三世の方にお話を頂きました。ハワイにサトウキビ農園ができた経緯と労働者の当時の事情について詳しく学びました。
ヨーロッパから来た農園所有者の資本家の白人ハワイを白人の土地にしようとしようとしたため、白人労働者は高賃金で雇ったり、家族連れで移住させたのに対し、アジアからの労働者は単身かつ低賃金だったそうです。さらに、同じ人種間でも宗教や出身地で差別がさらに細分化されていたことを学びました。
歴史に大変詳しい方で、日本史と絡めてお話して下さったので、歴史が単なる事実としてだけでなく、様々な場所とつながっているのだとわかり興味深かったです。また、資料館にはたくさんの写真が残っており、当時の様子をイメージすることができました。
ハワイに来て、その多様性を実感してはいたつもりでしたが、プランテーションの歴史が今日のハワイの多様性を作り出したことを知りました。ハワイ日本文化センターでも日系人の歴史を学ぶ予定です。
最初に出して頂いたフルーツがとてもおいしかったのですが、写真を撮り忘れてしまいました…。