2018.04.05
※この投稿は生徒によるものです。（一部、加筆修正）
4日目の午後はハワイ日本文化センターを訪問しました。まずガイドのワキさんからは”Okage Sama De”ツアーを実施して頂き、ハワイに移住した日本人が辿ってきた歴史を聞きました。
日系3世であるアサヒナさんからは、祖父がハワイに移住した経緯やご自身の体験を聞きました。
1868年（明治元年）に日本人が職を求めてハワイへと移住してきたのが始まりでした明治元年のことだたので、この一世の人たちのことをGannenmono（元年者）と呼びます。今年は日系移民150周年にあたり、様々な記念イベントが行われています。
昨日プラテーションビレッジで歴史的な経緯を学んでいたこともあり、今日のツアーとお話はよりわかりやすく、更に一歩踏み込んで考えることもできました。
アサヒナさんの祖父は戦争にも駆り出され、その苦労をつぶさに見てきたそうです。だから、「一世の苦労を忘れてはならない」と常に思っていると言われていました。
ご本人が大学卒業後、日本の養護施設で働くために来日したころは日本語の読み書きができなかったそうです。当時のエピソードをユーモアを交えてお話して下さいましたが、見た目は日本人 、ルーツも日本なのに、日本で様々な苦労をされたお話を聞き、なんともいえない複雑な気持ちになりました。
